2011年3月30日水曜日

「リネージュ」12月9日追加アップデートで「エピソード

 エヌ?シー?ジャパンは本日(11月18日),同社が運営するMMORPG「リネージュ?The Cross Rancor?」で現在サービス中の「エピソード Re:」追加アップデートを12月9日(火)10:00に実施し,「リネージュ エピソード Re:ファイナル」(以下,エピソード Re:ファイナル)としてサービスを開始すると発表した。


 エピソード Re:ファイナルでは,2008年6月24日からサービスが行われている「エピソード Re:」(関連記事)に,コンテンツリニューアルや新システムの追加が行われる。
 最も大きな変更は,これまであった「水晶の洞窟」がリニューアルされるというものだ。

 水晶の洞窟は,これまであった二つの入り口が塞がれ,象牙の塔の村にいるNPC「ブラッド」に話し掛けてテレポートさせてもらうことで,洞窟内へと入れるようになる。洞窟の最深部には,アイスクイーンが出現するほか,三階に続く階段の前にはアイスデーモンが居座っていたり,アイスクイーンに近づかせまいとアイスクイーンの近衛兵などが徘徊していたりするという。そのほかにも,氷に閉ざされたダンジョンの中には,凍てついたライカンスロープや,凍てついたホワイトタイガーなどが待ち構えている。

 入り口が塞がったことで,難度が上がっていることが予想されるほか,モンスターも強くなっている可能性があるので,注意して飛び込んだほうがいいだろう。


 システムの追加としては,城を保有する血盟が親衛隊を雇用できる「傭兵システム」が実装される。城によってそれぞれ雇用できる親衛隊が異なるとのことで,最初の攻城戦では慣れるまで手間取ることになるかもしれない。


 また,連絡用の一括管理システムとして,「便箋システム」が追加される。これは,ゲーム内通貨を使ったメールシステムで,一般便箋は一通あたり50アデナで送信でき,20通まで受信できる。血盟便箋は一通1000アデナとちょっと高めの設定で,50通まで受信可能だ。なお,一般便箋に関しては10通まで保管可能とのこと。ログインしていない,血盟員や友達への連絡手段に,ぜひ活用してほしい。


 ほかにも,個人倉庫の最大個数が150個に増加したり,血盟システムに同盟機能が追加されたりする。同盟機能では,同盟を組んだ血盟と直接会話ができる,専用のチャットオプションが使えるようになるなど,横の連携をとりやすくなるようだ。

 今回公開されたエピソード Re: ファイナルの詳細については,特設サイトで確認できる。また,このアップデートを記念して,リネージュラッキーゲームやゲーム内イベントなどの開催も予定されているとのことなので,頻繁にチェックしておくといいだろう。

「リネージュ エピソード Re: ファイナル」特設サイト


### 以下,リリースより ###

リネージュ 「エピソード Re: ファイナル」いよいよ実装
?リニューアルされたコンテンツや各種イベントに注目!?


PC向けオンラインゲーム「リネージュ?The Cross Rancor?」をサービス、運営しているエヌ?シー?ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区恵比寿、代表取締役:金 澤憲(キムテクホン))は、2008年12月9日(火)午前10時に追加アップデートを行い、「リネージュ エピソード Re: ファイナル(以下、エピソード Re: ファイナル)」としてサービスを開始することを発表いたします。

「エピソード Re:ファイナル」では、ダンジョン「水晶の洞窟」がリニューアルされるほか、傭兵システムや便箋システムなどの利便性向上、個人倉庫の最大保管個数増加、新システムとなる同盟システムの追加等の要素が盛りこまれており、より遊びやすい形へと進化しています。

なお、当アップデートを記念して、リネージュラッキーゲームやゲーム内イベントも合わせて開催する予定となっております。これらのイベント内容や開催日時の詳細につきましては特設サイトにて順次、発表を行ってまいりますのでご期待ください。


■アップデートについて
【名称】
リネージュ エピソード Re: ファイナル

【日時】
2008年12月9日(火)
【エピソード Re: ファイナル 特設サイト】
http://lineage.plaync.jp/episodeReFinal/

■新規コンテンツについて
本アップデートにて新規に登場するコンテンツをご紹介いたします。詳細につきましては、特設サイトにてご確認ください。

◇同盟
血盟どうしで連合が組めるようになります。また、同盟状態になると、同盟チャットなどが利用できるようになります。

■リニューアルされるコンテンツについて

本アップデートで追加されるコンテンツの一部をご紹介いたします。詳細につきましては特設サイトにてご確認ください。

◇ダンジョン「水晶の洞窟」
これまであった2箇所の入り口はなくなり、そのかわりに象牙の塔の村にいるNPC「ブラッド」を通じて水晶の洞窟へテレポート可能になります。また、洞窟内の各所に専用のモンスターが配置されます。


◇傭兵システム
城を保有する血盟は、親衛隊を雇用できるようになります。雇用できる親衛隊は城ごとにことなります。

◇便箋
インターフェースで一括管理できる便箋システムが追加されます。

◇倉庫
個人倉庫に保管可能な最大個数が150個に増加します。

リネージュ公式サイト: http://lineage.plaync.jp/

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引用元:RMT情報局 - RMT 掲示板

2011年3月17日木曜日

カバンの中にWOWを入れよう!自主制作プロジェクトから世界?

 あなたのカバンの中に“WOW”、入っていますか? 3分58秒の映像作品『La Promenade』にはWOW(ワォ=驚き?感動?幸せ)が詰まっている。

【動画:WOWのメンバーたちが制作した『La Promenade』】 【拡大画像や他の画像】

 どこの家にでもあるような木の棚。そこには化粧品やクリームや石けんが並んでいる。箱の1つには“La Promenade(散歩道)”と書かれたラベルが付いている。

 おやおやラベルが動きだした。ラベルのブタが飛び出して、トコトコ歩きだしたぞ。隣の本棚に行くみたい。でもそこには“スキマ”があり、ブタでは床に落ちてしまう。すると本棚に隠れていたキリンが首を伸ばして、滑り台を作ってくれる……『La Promenade』はこうして部屋のあちこちに隠れた動物たちが一緒になる物語だ。

 豊かな表現。クオリティの高いCG。音楽のセンスもいい。何といっても幸せになれる情感あふれるシナリオが素晴らしい。私が初めてこの映像作品をYouTubeで“発見”した7月には、たかだか800回程度の再生数しかなかった。しかし、その後の3?4週間で再生数は1万4600回を超えた。YouTubeのトップページでも紹介された。ラストシーンまで引き込まれた私には、その理由はよく分かる。

 『La Promenade』は、どんな人たちが何のために作ったのだろうか? 最初の感動を大切にしたくて、あえて背景情報を頭に入れずに制作メンバーに話を聞いた。

●動物たち、いやデザイナーたちが集まってきた

 制作者はビジュアル?デザイン?スタジオのWOWに所属する3人のビジュアル?デザイナー。石井葉子さん(ビジュアル?デザイナー)、大内裕史さん(ビジュアル?アート?ディレクター)、小島和則さん(ビジュアル?アート?ディレクター)と、1人のプロデューサー東市篤憲さんである。

 「どんなきっかけでこの作品制作が始まったのですか?」と尋ねると、「石井から始まったんです」と東市さん。

 「温かい雰囲気の映像を創りたくて、1枚のストーリーボードを描きました」、石井さんははにかんで言う。

 振り出しは石井さん。社内の情報掲示板に1枚のコンテ絵を掲載した。すると「良いね!」と感じた大内さんと小島さんがやってきた。ほどなくプロデューサーとして東市さんがやってきた。「みんなで夢がふくらむ物語を創ろうよ」と。まるで石井さんというブタがラベルから抜け出して、キリンやゾウ、アヒルと一緒になったかような始まり。こうして、『La Promande』の撮影が始まった。制作は3人、東市さんはプロデューサー兼運転手だったという。

 社内公認のプロジェクトだったが、クライアントがいない自主企画なので予算は限られ、制作は仕事の合い間や時間外に行った。考えて、少しずつ撮って、創って、完成までには2年弱かかった。

●4分弱の舞台裏

 3人は額を寄せ合い、静止画や動画コンテを寄せ合い、メールで寄り合って、場面のシーンやシナリオを練り上げた。まとまったところで背景画像となる部屋の撮影に移る。

 まずはロケハンだ。スタジオを探し訪ねて、これだと場所を決めた。大道具となる家具はスタジオにあるものだけでは足りない。古道具屋を訪ねて「これ!」と思ったものを借りようと店主に掛け合う。さらに小道具は私物の持ち寄り。ブタが右に左にトコトコっと上るジュエリースタンドは、石井さんの私物。動くものはCG、動かないものは本物だそうだ。

 場所と道具が揃えば撮影だ。映画撮影のようにモーションコントロールカメラなどを使って、カメラを平行移動させてワンショットで撮りたいが、機材が高価すぎる。そこで角材を買ってきて、あたかもレールのように床に敷き、その上に撮影カメラを載せる台を自作。5ミリ単位で“手動移動”し、コマ撮りしてつなぐ。スチール撮影はプロに依頼。4人のクリエイターとカメラマンがスタジオ入りすると、思わぬ事態も発生した。

 「古道具屋から電話があって、あの家具売れたから今日中に返してくれって言うんですよ」と東市さん。そこで借りた道具の撮影を終えると、東市さんが自慢のハイエースを飛ばして返却しに行ったとか。何とか丸1日で背景撮影を完了。CGと言えば“夢の空間”になりがちだが、こんな人間くさい苦労があるので背景に生活のリアリティが出た。

 発案から制作開始、発表まで2年近くかけた、こだわりのワケは何か。それはこのプロジェクトの名前“WOW id”にある。

●個性と創造のWow id

 CMやアート展示、ファッションショーなどのために映像制作をするWOWは、映像の枠組みにとらわれない活動で著名。2008年のミラノサローネ出品作『tokyo wonder lights and shadows』では、混沌とする東京の光と闇を切り撮り、印象的につなぎあわせた。クライアントの期待を超える創造がウリだ。

tokyo wonder lights and shadows

 一方、自主制作プロジェクトWOW idは、デザイナーそれぞれが持つ個性を引き出すために、会社として仕掛けた“id Project”。デザイナーに映像制作の初心の喜びを思い出してほしいという狙いだ。しかし、クオリティは“社内発表会”の域をはるかに超える。これまでに4作品がアップされ、映像作品のアカデミー賞と言われるSIGGRAPH 2010では、WOWから3つの作品が入賞、そのうち2つはWOW idの作品(『SUIREN』と『Pissenlit』)である。

suiren

●カバンの中に「WOW」を入れて

 WOW idの映像を観て、「id(=個性)とは何か」を考えさせられた。それは自分を1枚1枚はがして素に向かうこと。「WOW!」と叫ぶ自分を出すことなのだ。個性とは“他人との差別化”じゃない。それまでの自分との差別化、それに目覚めることなのである。

 4人に「好きな場所は?」と聞いてみた。小島さんは井の頭公園(緑と水と花の中に老若男女がいるところ)、大内さんは岩手県(大好きな宮沢賢治の世界観にひかれて)、東市さんは沖縄(シュノーケルで観るスピリチュアルな世界)。そして石井さんは目黒川の朝焼け。徹夜明けで観た桜のシルエットが忘れられないという。『La Promande』には4人の心の原風景が重なる。

 さて、あなたのバッグの中には「WOW」が入っていますか? 仕事のカバンも休日のカバンも「WOW」がいっぱいがいい。心にしまった動物たちをひっぱり出して生きていきませんか。【郷好文,Business Media 誠】


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引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト

2011年3月11日金曜日

「YUINA」が「CAMON HERO」となって韓国で再始動。3月24

 HanbitSoftは,MMORPG「CAMON HERO」のオープンβテストを3月24日から開始すると発表した。

 CAMON HEROは,以前NeoWiz Japanが「YUINA ?Adventure Orka?」というタイトルで日本サービスを準備していたタイトルだ。日本でのサービスは開始されなかったが,韓国では一部の仕様とタイトル名を変え,CAMON HEROとしてオープンβテストが実施される。
 
 本作は,カードでモンスターを召喚して戦っていくMMORPG。戦闘中に使う技などもスキルカードが必要になるという,独特なシステムが特徴の作品だ。詳しくは以前掲載したG★2008の取材記事を参考にしてほしい。

 韓国で新たなスタートを切った本作だが,再度日本でのサービスが検討されるかは未定だ。
引用元:フリフオンライン(Flyff) 専門情報サイト